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au通信障害の復旧作業は終了 原因のVoLTE交換機におけるトラヒックの輻輳 とは

au通信障害の復旧は西日本は朝7時15分、東は朝9時30分(予定)原因のVoLTE交換機におけるトラヒックの輻輳 とは 生活

2022年7月2日から全国的に
auの通信障害が発生していたが
現在は解消されている。

7/3 22:00現在
まだ一部復旧していない地域あり

 

西日本は朝7時15分、東は朝9時30分
(7/3 02:20現在)

今回のau通信障害の原因は

”VoLTE交換機における
トラヒックの輻輳”

これを聞いて
「何?意味がわからない・・・」
と思った人が多いと思います。

そこでこの記事では

  • VoLTE交換機
  • トラヒックの輻輳

について分かりやすく解説していきます。

VoLTE交換機とは

Voice over LTEの略。高速データ通信サービスLTE上で音声通話(電話)の仕組みを提供するための技術である。LTEネットワーク上で「パケット交換」方式を用いて直接音声をやり取りする。回線交換方式が、通話のたびに仮想的な“専用道路”を作って音声(データ)をやり取りするイメージなのに対して、パケット交換方式は音声を細切れの小包みに分け、一般道路を使いトラックで次々と届けるイメージである。

パケット交換方式は、回線交換方式よりも周波数やネットワークの利用効率を高められる。これは、基地局に収容できる端末数を増やせることなどに相当する。また、電話交換機のような電話サービスのためだけの高価な専用機器が不要になるなどの理由により、事業者側は通話にかかるコストも下げられる。

パケット交換方式で通話するサービスとしては、「LINE」や「Skype」などのいわゆる「インターネット電話」や「音声チャット」が既に存在する。これらは基本的に通信の品質保証が一切ないインターネットを利用するため通話品質の保証が難しく、通話が切れたり音質が悪くなったりするリスクが付きまとう。VoLTEによる通話は、事業者が管理する回線およびネットワーク内でサービスを提供するため、回線交換方式と遜色ない品質を保証できる。

引用元:https://xtech.nikkei.com/atcl/learning/lecture/19/00102/00221/

トラヒックの輻輳とは

そもそも「輻輳」の読み方が
わからないですよね。

「輻輳」(ふくそう)と読みます。

もし知らない人がいたら
教えてあげてください。

きっと「スゴイ」と思ってもらえるはずです。

トラヒックとは

通信の分野におけるトラフィックとは、インターネットやLANなどのコンピュータなどの通信回線において、一定時間内にネットワーク上で転送されるデータ量のことを意味します。

例えば、インターネットから通信回線を通じて企業内システムにアクセスするにあたり、インターネットからの流量が多く、経路上の通信回線の帯域利用量が増えることを「トラフィックが増大した」などと表現します。
Webサーバーの分野におけるトラフィックとして、外部からの接続要求数やアクセス数、サイト内のWebページを移動する閲覧者の流れを指すことがあります。

「IDCFクラウド」ではトラフィック量に応じてサーバーを自在にスケールでき、高速・大容量ネットワークに10Gbps接続しており、急激なアクセス増大(バースト)にも対応可能です。
「IDCFクラウド」の詳細については、以下フォームから資料をダウンロードしていただけます。

引用元:https://www.idcf.jp/words/traffic.html

輻輳とは

輻輳とは、さまざまな物が1箇所に集中する状態を指します。通信分野では、インターネット回線や電話回線にアクセスが集中することを輻輳と呼びます。インターネット回線や電話回線で輻輳が発生すると、通信速度が低下する、あるいは通信システムそのものがダウンするといった弊害が生じます。

たとえば電話回線の場合、コンサートチケットの予約開始などで特定の電話番号にアクセスが集中することで輻輳が発生し、つながりにくい状態になることがあります。また特定の電話番号宛でなくても、たとえば災害発生時の安否確認などによって電話回線が混雑し、輻輳が発生することがあります。

インターネット回線においても、一時的に大量のトラフィック(一定時間内に転送されるデータ量)が発生すると輻輳が発生し、通信速度の低下や、サービスへの接続が不可能になるといった事態が発生します。動画配信サービスや動画共有サービスの普及、クラウドサービスの浸透などがインターネット回線における輻輳の原因として挙げられています。

引用元:https://www.ntt.com/bizon/glossary/j-h/fukuso.html

[結果]トラヒックの輻輳とは

データの通信量が1箇所に集中して
通信速度の低下や通信自体が困難になること。

現在は通話自体もVoLTEを利用して
パケット方式で行っているため
通信同様に通話も困難になっている状況です。

 

イメージとしては通常は下の画像の様に
道路が空いている状態だから
データ情報もスムーズに伝達できる状態。

空いた道路

 

しかし、現在は下の画像のように
道路の車線が登りも下りも
渋滞している状態にだからデータ情報が
スムーズに伝達できない状態。

渋滞した道路

au通信障害への対策

基本的に通信自体が困難な状態なので
緊急連絡などは

  • 公衆電話で行う
  • 知人や周囲の人から電話を借りる

この二つしかありません。

総務省における公衆電話の設置基準

総務省の基準に基づき設置される公衆電話
社会生活上の安全及び戸外における最低限の通信手段を確保する観点から、公道上、公道に面した場所その他の常時利用することができる場所又は公衆が容易に出入りすることができる施設内の往来する公衆の目につきやすい場所に、市街地においては概ね1km四方に1台、それ以外の地域においては概ね2km四方に1台という基準に基づき設置される公衆電話(第一種公衆電話)をいいます。

引用元:https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/universalservice/kousyu.html#:~:text=%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E7%94%9F%E6%B4%BB%E4%B8%8A%E3%81%AE%E5%AE%89%E5%85%A8,%E3%81%AB%E5%9F%BA%E3%81%A5%E3%81%8D%E8%A8%AD%E7%BD%AE%E3%81%95%E3%82%8C%E3%82%8B

公衆電話はひと昔は
結構な数があったのですが
現在ではスマホの普及で
設置台数が減少している傾向です。

とはいえ

  • 大きな病院
  • 学校

などに設置している可能性が高いです。
(公衆電話 設置場所検索 – NTT西日本を参照)

事前に公衆電話の位置を調べておくと
いざという時に役に立つはずです。

 

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