新 謎解きはディナーのあとで 東川篤哉【レビュー 一部ネタバレあり】

宝生グループの一人娘、宝生麗子
国立署の警察官として財閥のお嬢様だということを隠して真面目に働いている。

自動車メーカー「風祭モータース」の御曹司風祭警部
前までは本庁勤務だったが何かをやらかしたらしく国立所に舞い戻ってきた。

新米刑事 若宮愛理
天然キャラの新米刑事。宝生麗子、風祭警部から気に入られている。

執事兼運転手 影山
事件が起こるたびに麗子の相談に乗り、事件解決まで導く探偵のような執事。

<あらすじ>

宝生麗子と風祭警部の後輩として若宮愛理が加わり、3人で新たな事件を次々と解決していく。

-第1の事件-


お金持ちの家のある一室で起こった、誰もいなっかたはずの部屋で発見された長男の首吊死体の謎。

-第2の事件-


鍵のかかっていた土蔵で発見された骨董好きの老人の遺体と真っ赤な血で書かれたダイイングメッセージの謎。

-第3の事件-


雑居ビルの近くで発見された大男の墜落死体と隣のマンションのある部屋で死んでいた老人の変死体の謎。

-第4の事件-


駅から徒歩15分の場所にあるシェアハウスで殺されていた20代後半の看護師の女性の死体と異なる時刻になりだした目覚まし時計の謎。

-第5の事件-


アパートで殺されたイケメンの大学生と建設作業員が目撃したという怪しい男の謎。

それぞれの事件の事件解決に関わる執事の影山。
麗子の現場検証に付き合ったりする優しさもあるが、少し厳しい言葉を言ったりもする。
影山は事件解決のために魂心の演技をしたり
ワザと、嘘だと判りやすい行動をしたりと少し笑える場面もある。

各事件のときにキラキラのご自慢のスーツでやってくる風祭警部は、なかなかいい推理をするが1人で事件解決までは至らないなんとも可愛そうな警部だ。麗子からはあまり好かれてはいないが、新米刑事の若宮愛理からは好かれているようだ。

<新 謎解きはディナーのあとでを手にとったきっかけ>


最初に、なぜ私がこの本を買おうと思ったのかを説明します。
この本を手に取るきっかけになったことは、新 謎解きはディナーのあとでの表紙の色が紫などの明るい色で統一してあって、他の本読より目についたからです。更にこの本は、ドラマ・映画化されており前々から注目していたからです。

<新 謎解きはディナーのあとでを読んだ感想>


ミステリー本なのにあまり怖さがなく新しい知識を得られるので面白かったです。
新 謎解きはディナーのあとでが出る前の関連本とはあまり関連性がなかったので、読んでなくても大丈夫でした。
私は本読読むのが苦手ですが1話の中でいくつかの段落に分かれているので読みやすかったです。
話自体はゆっくりと進んでいくので、自分でも推理しながら楽しんで読むことができます。
新 謎解きはディナーのあとでは、結構理解しやすいミステリー本だったので何回かに分けて読んでも内容を忘れることがなかったので、何回も同じところを読み返す必要がなくなり記憶力がない私からしたら、とても助かりました。

<まとめ>


新 謎解きはディナーのあとでは、内容がわかりやすく理解しやすい本なのでおすすめです。
更に、本の内容が覚えられない!、ミステリーは難しいから読みたくない、などと思っている方でも1話に中でいくつかの段落に分かれているため、読みやすいです。

<本の価格>
新 謎解きはディナーのあとでは、1600円+税です。
Amazonや楽天ブックスで購入できます。

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